◆広告企画の意図・狙い
総合商社御三家の一画を占める伊藤忠商事の「独自性」が、「人こそ資産」「類まれな個の力」にあるととらえ、徹底的に「人」に焦点を当てて掘り下げた企業広告です。「商人」として働く社員のエピソードとイラストを合わせて「見せ、読ませる」広告としました。
◆広告の内容・コンセプト
「人こそ資産」のメッセージを伝え、人間としての奥行きを感じさせるため、人物写真ではなくあえてイラストを使いました。紙面をめくる手を止め、コピーを読んでもらう視覚効果を狙いました。丁寧な取材と編集を背景にした「ストーリーがあって読ませるボディコピー」と、それを「象徴的に表現するキャッチコピー」が特徴です。「日本の商社はおもしろい。」「伊藤忠商事は、私です。」という文言をシリーズ共通とし、「野武士集団」と例えられる伊藤忠商事の魅力を伝えました。
◆広告企画に対する反響
「紙面を繰っていて、イラストの迫力に惹かれた」「エピソードが少し長めだと思ったが一気に読み、心が動いた」との声も寄せられ、出稿側の意図が読者に届いた手応えがありました。社外から、「商社の仕事の中身が具体的に理解できた」「伊藤忠商事は、個の力が生かせそうな会社」などの反響があったほか、「家族に自慢できる」「次は自分か?」と社員から良い反応も得られました。広告出稿が企業イメージの向上と企業姿勢の理解促進につながりました。
広告主 |
伊藤忠商事 |
企画 |
ifs未来研究所 |
掲載紙 |
日経 |
制作 |
サン・アド |
掲載日 |
2014/3/17、31、4/15、28、5/12、26、6/10、19、20 |
扱い |
博報堂 |
スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
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