◆広告出稿の意図・ねらい
一部ごとに異なる印刷ができる「可変情報印刷技術」を活用した特集です。名古屋を中心に活躍するアイドル、キャラクター、ヒーロー、クリエーターなどポップカルチャー(=ポプカル)をテーマに記事内容を構成し、普段新聞を手に取る機会が少ない世代が親しめるよう工夫しました。一面の左側約10センチの範囲で一部ごとに情報を変化させ、発行部数約55万部にそれぞれ異なるおみくじを掲載しました。中日新聞のスマートフォンアプリ「メクリー」で見ることができるAR動画を盛り込み、新聞の新技術を読者が楽しめる紙面を目指しました。
◆広告の内容・コンセプト
一面に掲載した2社の広告枠内にも「可変情報印刷技術」を活用しました。愛知トヨタ自動車は、おみくじの結果と連動したSKE48からのメッセージと二次元コードを掲載しました。この二次元コードから特設ウェブサイトに誘導し、8種類のおみくじの運勢に合わせた特別動画を見ることができる仕組みとしました。カルチュア・コンビニエンス・クラブは、TSUTAYA店舗で使用できる割引率の違う3種類のクーポンをほぼ同じ割合で可変して掲載しました。クーポン利用数や利用者の反応などは、今後同社のマーケティングに活用されます。
◆広告掲載後の反響
ウェブやSNSで大きな反響を呼び、情報が拡散する様子も見られました。発行エリア外の購入希望者が「名古屋市内コンビニで購入可能!」「自分は末小吉、友達は大吉!」などと情報交換したり、未読層が新聞を手に取るきっかけにもなったりしました。愛知トヨタのウェブ訪問数が通常の40~50倍となったほか、「メクリー」AR動画の再生回数は新聞発行後1週間でのべ7,200回に到達しました(新聞を受け取った約1.3%の読者が、動画を再生した計算)。
広告主 |
愛知トヨタ自動車ほか協賛7社 |
企画 |
企画室雄 |
掲載紙 |
中日 |
制作 |
企画室雄 |
掲載日 |
2014/5/14 |
扱い |
電通中部支社ほか |
スペース/回数/色 |
別刷りブランケット8ページ/カラー |
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