<広告出稿の意図・ねらい>
近畿大学で現在計画が進んでいる大規模なキャンパス整備に向けた決意を宣言するため、「宣言」メディアである新聞に出稿しました。整備計画にかかる投資は、本学にとって史上最高額の約400億円です。広告出稿により、大学の目指す方向性を広く一般に知らせるだけでなく、学内関係者への決意表明ともなると考えました。「近大をぶっ壊す。」という刺激的なコピーにより、大学の前のめり過ぎるほどの“前傾姿勢”を示しました。
<広告の内容>
本学では新聞広告のクリエーティブを検討する際、広告会社の協力を得てビジュアルを考案しますが、コピーは大学の広報部内で制作します。今回のコピーには、「平成26年度入試で志願者数日本一を獲得した今だからこそ、その結果に甘んじることなく、さらに改革を進める」との思いを込めています。退路を断ち、本学の目標「既存の大学の序列を壊し、独自性を持った大学になる」──の実現に向けたキックオフとなりました。
<広告掲載後の反響>
新聞広告を見た読者がSNSに感想を書き込み、話題が拡散しました。その後、キャンパス整備計画のプロモーションの一環で制作した「近大をぶっ壊したのは誰だ!」とするメーキング映像の中で、新聞広告に登場する拳が、本学の卒業生である俳優の赤井英和さんのものだと明かされると、この内容も改めてSNSで話題となりました。新聞広告で理念を伝え、整備計画の詳細をウェブで説明し、メーキング映像で再度話題化を図るというストーリー展開が奏功しました。
広告主 |
近畿大学 |
企画 |
博報堂関西支社 |
掲載紙 |
朝日、毎日、読売、日経、産経 |
制作 |
アストラカン大阪 |
掲載日 |
2014/7/31 |
扱い |
博報堂DYメディアパートナーズ |
スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
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