コウノトリ放鳥ラッピング紙面(福井新聞社みらい・つなぐ・ふくいプロジェクト)
日本航空
〈広告出稿の意図・ねらい〉
福井新聞が7年にわたり展開してきた「みらい・つなぐ・ふくいプロジェクト」。その意義をあらためて読者に周知するとともに、成果とも言える一大イベント「コウノトリ放鳥」を活用して読者からメッセージを集め、福井県民の環境への思いをみんなで共有したいと考えました。これまでのプロジェクトの歩みと、ふるさとの環境を思う県民の気持ちが一つになって、この放鳥が良い思い出として受け取られるような広告を制作したいと考えました。
〈広告の内容・コンセプト〉
ラッピング広告表面には、環境を大切にする地方の理想形の一つである「コウノトリと共生する里山の風景」をイラストで再現しました。この7年間、無農薬のコメ作りが徐々に広がった越前市白山・坂口地区で起こった出来事や、地元住民の意識の変化などを物語風の文章にのせて紹介し、共感性が高く、壁にも飾ってもらえるような絵画性のあるクリエーティブを心掛けました。裏面にはコウノトリ放鳥を応援する読者のメッセージ(文字)を使ってコウノトリ2羽の姿を描き、その声を届けました。裏面の下部の二連版全5段には、協賛した日本航空の理解と協力を得て、編集面と広告面が一体となるような紙面を作りました。
〈広告掲載後の反響〉
広告が掲載された10月3日に行われたコウノトリ放鳥イベントはNHKなども取り上げ、新聞だけでなく多方面で話題となりました。GPSデータを活用して放鳥されたコウノトリ2羽の足跡と飛来先の住民のメッセージや写真を紹介したHPには、開設後1か月で1万を超えるアクセスがありました。さらに連携してきた福井県、越前市や地元の方はもちろん、読者からも「本当に実現するなんて……。とても感動した」「持続可能な環境は非常に大切であり、福井らしさ、福井とは何かという点を紙面で大いに発揮してほしい」などの言葉が寄せられました。
広告主 |
日本航空 |
企画 |
電通/福井新聞社 |
掲載紙 |
福井 |
制作 |
電通、ジェ・シー・スパーク |
掲載日 |
2015/10/3 |
扱い |
電通 |
スペース/回数/色 |
ラッピング4ページ/カラー |
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