〈広告出稿の意図・狙い〉
実写映画『進撃の巨人』公開初日の2015年8月1日、まさにその当日に話題となるような斬新な企画、また、紙という特性を生かした企画を電通、朝日新聞とともに考えました。朝日新聞では公開前の7月上旬から夕刊全5段モノクロ、全15段カラーの記事広告、公開1週前に全15段カラーの純広告、公開前日夕刊テレビ面下広告と続けてきましたので、ホップ・ステップ・ジャンプから宇宙に飛び出すほどの打ち上げ花火になるような展開を目指し進撃しました!
〈広告の内容・コンセプト〉
いまや誰もが知るコンテンツである「進撃の巨人」。コミック、テレビアニメ、その他タイアップ商品などで抜群の認知度を誇り、「巨人」ビジュアルを見ない日はありません。そして実写映画では、実写ならではのビジュアル……超大型巨人メーン・登場人物メーンでそれぞれ複数パターンをデザイン、最終的には通常の作品の5倍の量のキービジュアルを作り上げました。そして劇場ポスター、新聞広告、電車内の交通広告を含め様々なパターンの絵柄をライトからコアまでの「進撃」ファン層に発信していきたいと考えました。その一環として朝日新聞の展開では前述の通り、毎回違う超大型巨人・キャラクタービジュアルを打ち出しました。そして公開日、JR山手線キオスクにて巨人の上半身が飛び出している前代未聞の新聞として話題になるように展開しました。
〈広告企画に対する反響〉
映画公開初日の舞台あいさつイベントに向かう朝、恵比寿から新橋までの各駅の売店をのぞきましたが、ラックの半分程度が順調に売れていました。制作枚数こそ少ないですが、展開場所と見せ方は目立っていたと思います。またメディア業界内では紙の加工の仕方と掲出場所について関心が寄せられ、いくつか質問を受けました。
広告主 |
東宝 |
企画 |
東宝宣伝部、電通、朝日新聞東京本社ほか |
掲載紙 |
朝日、読売 |
制作 |
東宝アド、アンクルほか |
掲載日 |
2015/7/7~8/1ほか |
扱い |
電通ほか |
スペース/回数/色 |
別刷りタブロイド判4ページ+巨人ほか/カラー、モノクロ |
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