〈広告出稿の意図・ねらい〉
昨今、シニア世代は活力あふれるアクティブシニアと呼ばれる一方、40~50代のミドル世代は一定の地位・お金を手に入れ「安定」を優先するライフスタイルが定着し、元気がない印象があります。そこでミドル世代へ活力を与えることを命題(社会課題の解決)として企画を着想しました。ミドル世代と同様に最近元気のない新聞業界にも活力を与えるべく、産経と東京の2紙でタッグを組み、同企画ながら異なるストーリーが楽しめる、従来にない形で展開しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
4月29日の「昭和の日」にあわせて40代に刺さる昭和文化をモチーフにしたクリエーティブで展開しました。出演者がプロレスのマスクを着用してスナックで語り合うビジュアルは斬新で、ターゲット以外にも大きなインパクトを与えました。内容はアクティブミドル代表として40代3人が辛さを吐露しながらも好きなことに熱中する意欲も見せ、哀愁と遊び心のあるライフスタイルを紙面全体で表現しました。40男を客観視する聞き手のスナックママ役として20代の女性歌手・遠藤舞氏が出演したほか、題字は新進気鋭の若手書道家・西里依子氏に本企画のために書きおろしてもらいました。サイトからも動画などを発信し、拡散しました。
〈広告掲載後の反響〉
紙面掲載後は告知商品への問い合わせもあり、「企画として面白い」と広告主からの評価は上々でした。読者がプレゼント応募の際に記入する感想も40代を中心に、概ね企画意図通り「面白い!」「共感できる!」「元気が出た!」などが多く、好評を得ました。
特設サイト「東京新聞×産経新聞『40男はつらいよ』」
http://www.tokyo-np.co.jp/ad/40-otoko/
「産経動画倶楽部」
https://www.youtube.com/user/SankeiNews