〈広告出稿の意図・ねらい〉
世界遺産「日光の社寺」、ラムサール条約湿地「奥日光の湿原」など、文化と自然が調和する日光は、2016年に日光開山の祖・勝道上人による開山から1250年を迎えました。これを16年の大きなトピックスと捉え、さらに15年5月に掲載した「徳川家康公没後400年特集」の後継企画と位置づけて立案しました。勝道上人の足跡から日光の歴史・文化の昔と今を紹介して、歴史と文化を再認識してもらうとともに後世への継承を目的にしました。
〈広告の内容・コンセプト〉
「日光の起源」にはじまり、勝道上人の出現、足跡を追い、奈良時代の勝道上人の出生から今日まで、日光はどのように発展してきたのかを探りました。勝道上人と輪王寺、二荒山神社との関連、さらに日光山と東照宮の関わり、明治期以降に国際避暑地として発展した理由など世界遺産「日光の社寺」、山岳宗教、今に伝わる食文化など「日光の原点を探る」をキーワードとしてページごとにテーマを設定し、様々なポイントから日光を紹介しました。大型カラー写真を多用し、ビジュアル的にもインパクトのある構成にしました。広告は日光地域のほか栃木全県より集稿し、歴史や伝統、信頼性を訴求する企業広告が多く出稿されました。
〈広告掲載後の反響〉
「1250年、さらに勝道上人を切り口にした紙面は斬新で読み応えがあった」「県民が知っているようであまり知られていない日光の新たな魅力が発見できた」などの反響があり、特に広告主から高く評価されました。
広告主 |
協賛52社 |
企画 |
下野新聞社 |
掲載紙 |
下野 |
制作 |
随想舎(編集部分) |
掲載日 |
2016/5/31 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
別刷り特集24ページ/カラー、モノクロ |
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