〈広告出稿の意図・狙い〉
山梨県民の生活向上につながった、JR中央線特急あずさの運転が始まって50年の節目に当たり、あずさ半世紀の歴史を振り返るとともに、懐かしい国鉄時代のあずさの走りを再現しようと、鉄道模型を使ったパノラマVR(バーチャル・リアリティー、仮想現実)動画コンテンツを作りました。昭和のレトロ感を平成の最新コンテンツで発信しようというチャレンジです。
〈広告の内容・コンセプト〉
VRコンテンツは2本立て。メーン企画は、国鉄時代から長く走り続けた183・189系車両模型の走行動画です。鉄道模型の大手トミーテックの協力で同社ショールームの大型ジオラマで撮影。鉄道そのものの走行音が入り、臨場感ある仕上がりになりました。もう一つは、189系あずさとして活躍した車両をJRから譲り受けてリノベーションした長野県の民宿の内部を紹介する360度パノラマ画像です。客室として使われている客車のほか、運転席を公開しています。警笛を鳴らしたり、車内アナウンスで使われた鉄道唱歌のBGMを流したりできるボタンを付けました。
紙面の企画記事では、あずさ運転50年を振り返る年表や歴代車両の写真、県民の利便性が向上したことを裏付けるデータを紹介。サイド記事として「あずさ乗り鉄」へのインタビュー、あずさ人気に火をつけた歌手・狩人のヒット曲「あずさ2号」の歌詞に出てくる「8時ちょうどのあずさ2号」が今年復活したというトピックを盛り込みました。JRが手掛けるスタンプラリーなどの関連イベント情報も掲載しました。
〈広告掲載後の反響〉
より多くの方に楽しんでもらおうと、VRコンテンツへの入り口を複数設けました。企画紙面には、独自ARコンテンツとQRコードの双方からスタート画面に移行する仕掛けを施しました。このほか、自社のホームページやYouTubeにも動画をアップし、ウェブから新聞への誘導に努めました。この結果、山梨日日新聞社のコンテンツとしては過去最高の視聴数を記録し、媒体価値の向上に貢献しました。
広告主 |
セレオ甲府など協賛5社 |
企画 |
山梨日日新聞社 |
掲載紙 |
山梨日日 |
制作 |
デジタルデビジョン |
掲載日 |
2016/12/10 |
扱い |
アドブレーン、電通、東急エージェンシー、ADK |
スペース/回数/色 |
全15段×4ページ/カラー |
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