「恋人は置いていきます。/恋人は置いてきました。」
石屋製菓
読売(都内版)
北海道
〈広告出稿の意図・狙い〉
看板商品「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓は、東京・銀座に2017年4月20日にオープンした複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」に、北海道外で初めての店舗として「ISHIYA GINZA」を出店しました。今回の広告の主たる目的は、新しい店舗がオープンすることを多くの方に知ってもらうことでしたが、この店舗ではあえて「白い恋人」は扱わずに、銀座限定の新商品を販売することを同時に伝えることを重視しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
店舗がオープンする東京に向けた広告、そして地元の北海道に向けた広告、二つの広告を制作し、開店当日の朝刊に掲載。東京(読売新聞・都内版)には「恋人は置いてきました。」というコピーで新店舗では「白い恋人」を売っていないこと、北海道(北海道新聞)には「恋人は置いていきます。」というコピーで「白い恋人」は地元だけで売っていることを表現。“ペア広告”で新店舗のオープンを告知しました。
〈広告掲載後の反響〉
北海道と東京で異なる二つの広告コピーがあることと、その意味するところがSNSで話題になりました。掲載日の翌日4月21日に配信されたネットニュースサイト「ねとらぼ」でも【「白い恋人」の石屋製菓が東京進出 「恋人は置いてきました」と胸キュン広告】という見出しで取り上げられ、週末にかけてさらに拡散するきっかけとなり、週明けの4月24日にはインプレッション(ツイート表示回数)で2万8073、エンゲージメント率(ユーザーがツイートに反応した率)は9.4%となりました。
その結果、ISHIYA GINZAは開店から1時間程度で商品が完売するほどの超人気店になり、今もその人気は継続しています。
広告主 |
石屋製菓 |
企画 |
電通北海道 |
掲載紙 |
読売(都内版)、北海道 |
制作 |
電通北海道、西澤デザイン事務所 |
掲載日 |
2017/4/20 |
扱い |
電通北海道 |
スペース/回数/色 |
全15段×2種/カラー |
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