世界のすべては、元素でできている
東京エレクトロン
〈広告出稿の意図・狙い〉
2012年から「世界のすべては、元素でできている」をテーマに、元素周期表を使った新聞広告を出稿しています。若年層の理科離れに歯止めをかけ、技術立国日本の復活に少しでも貢献したいという思いから、STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)教育の支援を目的にしています。当社は半導体製造装置を中心として事業を展開しており、そこから生み出される半導体があらゆる電子機器に使用されているという業態を表すメタファーとして、元素を採用しました。
〈広告の内容・コンセプト〉
難解で無味乾燥なものとして捉えられていた元素周期表を親しみやすく、分かりやすく説明するため、イラストと‘げんそ博士’というキャラクターを導入して、元素が楽しく学べる工夫を凝らしました。
最初の掲出の12年から読者の期待・要望を反映しながら毎年バージョンアップしてきましたが、15年7月に出稿した30段見開き新聞広告は、デジタル技術のAR(拡張現実)を駆使して、動画やナレーションでさらに分かりやすい究極の元素周期表としてリリースし、たいへん好評を博しました。
〈広告掲載後の反響〉
小・中・高校、大学・大学院などから紙面の抜き刷りを提供してほしいとの要望があり、12年以降、17年10月末現在で累計約51万部を配布しました。掲載紙面がSNSで話題となったほか、紙面から専用ウェブサイトへのアクセス数も増加するなど、新聞を起点とした双方向のコミュニケーションが実現しています。
広告主 |
東京エレクトロン |
企画 |
東京エレクトロン、朝日新聞社 |
掲載紙 |
朝日 |
制作 |
朝日新聞社メディアビジネス局 |
掲載日 |
2017/7/22 |
扱い |
博報堂 |
スペース/回数/色 |
二連版全30段/カラー |
|
|