◯今回の広告出稿の意図・狙い
東日本大震災直後、首都圏のガソリンスタンドにできた給油を待つ自動車の長い列。被災地周辺だけでなく、首都圏でもガソリン等の買い急ぎや買いだめが発生しました。そこで急きょ、ドライバーを中心とする一般消費者を対象に、石油精製元売会社の団体である石油連盟と、ガソリンスタンド経営者などの団体である全国石油商業組合連合会(全石連)が連名で、理解広告を出すこととしました。
◯広告の内容・コンセプト
メッセージの核心は「不要不急の給油は、極力お控えください」ですが、ストレートに伝えるのではなく、「急がない、控えめにという震災支援もあります」と、買い急ぎ、買いだめをしないことが震災支援につながることを消費者の皆さんに想起していただこうと考えました。また、メッセージの鋭さとは対照的に、スタンド従業員らしき人物を配し、全体を柔らかくまとめました。
◯企画の反響
この広告を見たテレビ局やラジオ局から、問いあわせが多数あり、このメッセージが番組に取りあげられたり、インタビューを受けたりしました。社会的に意味のあるメッセージをタイミング良く世の中に提示することができたのではないか、と思っています。
広報グループ長 橋爪吉博さん
広告主 |
石油連盟、全国石油商業組合連合会 |
企画 |
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掲載紙 |
朝日東京、毎日東京、読売東京、日経、東京、産経東京 |
制作 |
スタネット |
掲載日 |
2011/3/19~21 |
扱い |
日本経済広告社、電通 |
スペース/回数/色 |
全15段/各1回/単色 |
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