第21回 新聞製作技術展

出展社一覧・出展内容 list&about

読売新聞社

〒104-8243 東京都中央区銀座6-17-1
TEL:03-3242-1111(代)
WEB:www.yomiuri.co.jp

テーマ「読売新聞のエコな取り組み」として実演、パネル展示を行います。
・「編集端末のシンクライアント化」の実演とパネル展示
・「CTPサーバーセンター化」の説明とパネル展示
・「高精細スクリーン、GCR、高濃度インキ」のパネル展示と紙面展示

①編集端末のシンクライアント化

 端末のデスクトップ環境をサーバー側に仮想化して集約する端末仮想化は、維持管理・運用コスト軽減、セキュリティ強化等のメリットが大きく、サーバーの仮想化に続き、導入による効果を享受する企業が報告され始めています。読売新聞社では、データ管理システムのDCXサーバー更新(2010年11月新聞製作講座で紹介)において、サーバー仮想化によるシステム更新を実施し、機能面・費用面の効果を確認しました。2011年から、この仮想基盤サーバーを利用して、端末仮想化環境を構築し、端末仮想化の機能検証を開始しました。
 今回、会場に設置したシンクライアント端末で新聞制作端末機能(記者パソコン、出稿端末、組版端末、ゲラ出力)を動作させ、新聞紙面制作の流れ(入稿~出稿~レイアウト、ゲラ確認、修正通知運用)を紹介します。
 検証結果は、今後、複数業務または、複数運用者による端末の共有使用やイベント時の社外設置端末への適応など、実運用に繋げる足掛かりとなります。

②CTPサーバーセンター化と共通インターフェイスの実現

 読売新聞社は、新聞業界で初めてとなる「CTPシステムのセンター化」を実現しました。2011年6月から1年かけて対象23工場のCTPセンター化を完了させました。
 今回の更新では、各工場に設置されていたCTP製版管理サーバーを府中システムセンター1か所に集約し、より安定性のあるシステムを実現し、コストを大幅に削減することができました。
 また、今までメーカー固有であったCTPエンジンのインターフェイスを共通化し、クラウドコンピューティングの概念を取り入れました。これは、複数の印刷工場を持つ社だけでなく、新聞業界全体で展開できる技術と考えています。印刷工場の相互バックアップも容易になり、業界で進む印刷の委託受託や、災害時の協力体制つくりなど「競争と協調」という近年の流れにもかなう技術と考えています。この取り組みをパネルで紹介します。

③高精細スクリーン、GCR、高濃度インキによる紙面品質の向上とインキ削減

 読売新聞では、2011年に高精細AMスクリーン・インキ量適正化ソフト・高濃度インキを順次導入し、紙面品質の向上とコスト削減を実現しました。 <紙面品質向上>細部の再現性が向上し、画像再現がより忠実になりました。インキ量適正化ソフト(GCR機能)導入により、グレーのバランスが改善され、インキ量が適正化されることにより用紙の裏抜けやセットオフ汚れが改善されました。
 <インキ使用量削減>高精細網、GCR、高濃度インキ、それぞれインキ削減効果があり、トータルでコスト削減を実現しました。
 その他、プリンタのトナー削減ソフト導入でトナー使用量の削減を実現しました。印刷サンプルとパネルで紹介します。