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読売が小学生向け新聞創刊へ 週刊・月500円、関東で発行 小学館が一部編集

 読売新聞東京本社は1月21日、週刊の小学校高学年向け新媒体「読売KODOMO新聞」を3月3日に創刊すると発表した。タブロイド判16ページ全カラーで定価は月500円。関東の1都6県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)で毎週木曜に発行する。「小学一年生」などの学習雑誌を発行する小学館と提携。紙面の一部は小学館などが編集を手掛ける。

 読売東京の老川祥一代表取締役社長・編集主幹は東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた記者会見で「楽しく読めて、自然に基礎学力が身に着くことがコンセプト。子供に新聞を読む習慣をつけてもらうことは、新聞社にも、日本の教育全体にも重要だ」と語った。発行地域は、今後順次拡大するという。部数については「先行する朝日、毎日の小学生新聞に早く追いつきたい」と述べた。宅配の他、販売所を通じて1部売り(定価150円)にも対応する。

 1面はじめ、6ページをニュース面に充てる。新学習指導要領の下、5・6年生で外国語が必修となることから、英会話の学習ページも設ける。発音は会員制サイト「yorimo」で聞けるようにする。KODOMO新聞に特化した編集部は置かず、社会部が中心となり編集に当たる。

 小学館は5ページの編集を担当。見開きの特集や漫画などを掲載する。会見で同社の相賀昌宏代表取締役社長は「90年間培ってきた雑誌作りのノウハウを生かし、子供の目線に立った紙面づくりをしたい」と抱負を述べた。学習塾の四谷大塚(東京都中野区)も1ページを編集する。広告スペースは3か所設ける。

 小学生向けの新聞は、朝日グループの朝日学生新聞社と毎日がそれぞれ日刊紙を発行している。1936年創刊の「毎日小学生新聞」はタブロイド判で、平日8ページ、土日は12ページ。購読料は月1430円で、発行部数は非公表。67年創刊の「朝日小学生新聞」はブランケット判8ページで、購読料は月1720円。発行部数は11万8242部(ABC協会調べ、2010年12月)。

 新学習指導要領の小学校での全面実施を4月に控え、地方紙各社でも、子供向け紙面の拡充が相次いでいる。福井、山陽、琉球が1月に別刷りを創刊。他にも多くの社がNIE企画を充実させている。

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