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デモ取材中、朝日上海支局長が暴行受ける 中国政府に抗議
朝日新聞上海支局の奥寺淳支局長が7月28日、中国江蘇省南通市啓東でデモの取材をしていた際、警官らに押し倒され、頭などを蹴られる暴行を受けた。撮影済みのデータが入ったデジタルカメラ、外国人記者証も奪われた。
奥寺支局長が暴行を受けたのは、現地時間の同日午後0時半ごろ。市公安局前の路上で、デモに参加した市民を警官が集団で暴行している様子を撮影していたところ、突然カメラを奪われ、警官15~20人に押し倒された。記者証も取り上げられ、後頭部や腕、腰などに痛みが残ったという。
朝日は同日、中国政府に抗議し、カメラと記者証の即時返還を求めた上で再発防止を申し入れた。渡辺勉国際報道部長は「正当な取材活動に対して加えられた極めて悪質な妨害であり、看過できない」としている。
上海の日本総領事館も同日、地元政府に対し①暴行が事実なら厳重に抗議する②奪われたカメラなどの原状回復を求める―などとする申し入れをした。