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JANPS2012、過去最多58社・団体が出展 デジタル関連に注目 

新聞社・大学研究室も

 新聞協会主催、新聞製作技術懇話会(CONPT)協賛の第21回新聞製作技術展(JANPS2012)が11月27日から3日間、東京・有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開かれる。過去最多の58社・団体が出展。デジタルをテーマにした各メーカーの展示が注目を集めそうだ。今回は在京5新聞社に加え大学研究室も参加し、盛り上がりが期待される。

 3年ぶりの開催となる今回の統一テーマは「読む 見る つたえる 今あたらしい新聞技術」。CONPTの芝則之会長(東京機械製作所相談役)は、「上流から下流まで、全ての分野でデジタル化が進んでいる。メーカー各社もこの流れに沿った出展になるだろう」と展望する。

 東京機械はデジタル印刷機「ジェットリーダー1500」を実機展示する。刷版が不要で経済性に優れたデジタル印刷機は、今年5月にドイツのデュッセルドルフで開かれた印刷見本市「drupa」でも好評を博した。

 前回のJANPS2009には新聞社から初めて産経が出展した。今回は加えて朝日、毎日、読売、日経が出展する。

 朝日は優れた品質とコストのバランスをアピール。中日と共同で行うカラープルーフの相互利用例などのほか、朝日新聞デジタルについてもiPad(アイパッド)などを活用して展示する。

 毎日は昨年導入した新素材管理システム「Minerva」のほか、販売管理システムや今年5月に創刊した電子媒体「TAP―i」を紹介する。自社で作成、販売している字体「毎日フォント」も取り上げる。

 読売は、各工場に置かれていたCTPサーバーのセンター化とインターフェース統一の取り組みを展示する。編集端末がサーバーを通じて、どこからでも使えるようになるなどのメリットがあるデスクトップ仮想化についても現在実験を進めており、出展する考えだ。

 日経の展示は、電子版の実演と印刷工程での環境・節電対策が主だ。このほか、英紙フィナンシャルタイムズなどの受注印刷についても展示する。

 産経は、昨年度の新聞協会賞を受賞した新聞製作システム「ASURA」を紹介する。端末を持ち込んでデモンストレーションを交え、PRする考えだ。

 大学からの参加も今回の大きな特色だ。

 千葉大大学院融合科学研究科の3研究室はそれぞれ、電子ペーパーやUVインキの材料になるフォトポリマーなどについて研究成果を披露する。東京工芸大のディスプレイデザイン研究室は、特殊なフィルムに印刷して光らせることができる平面発光体の技術を紹介。東京電機大のエルゴノミクスデザイン研究室は、デジタル機器で見やすい新聞のレイアウトや解像度についての研究結果を展示する。

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