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朝日、記者暴行で中国政府に再抗議 捜査打ち切りの方針に

 朝日新聞社は8月27日、中国江蘇省南通市啓東でデモを取材していた奥寺淳上海支局長が警官から暴行を受けた事件で、証拠がないとして現地の公安当局が捜査を打ち切る方針を伝えてきたことについて、中国政府にあらためて抗議した。渡辺勉国際報道部長は「暴行を『なかった』とする捜査結果は、到底納得できるものではない。捜査の継続と真相の究明を求め続ける」としている。

 現地の公安当局は同日、被害届を出した奥寺氏を呼び、警官による暴行を示す証拠がないと説明。新たな証拠があれば捜査を続けると話したという。暴行を受けた際に奪われたカメラも、見つかっていないとしている。

 奥寺氏は説明に対し、地元市民から目撃証言も得ており、捜査結果は受け入れられないと伝えたという。

 同氏は7月28日、デモ取材中に多数の警官から暴行を受け、全治2週間のけがを負った。

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