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欧州4記者がNHK訪問 新聞協会の研修計画 原発取材で意見交換

 新聞協会の欧州記者フェローシップ計画で来日した4記者が11月21日、NHKを訪問し、本保晃報道局科学・文化部長から原発事故報道について説明を受けた。記者らは熱心に耳を傾け、当時の様子や現状について質問した。

 本保氏は原発取材の経験を踏まえ①さまざまな情報が流れ、正しくないことも広まる。できるだけ多くの専門家に取材して伝える②政府や専門家の見解の根拠となる事実を集め、裏付けを示す③事故やテロが起きた際に、どう報じるか対策を練り、社内で議論しておく―ことが重要だと述べた。

 英BBCのアーロン・アキニェミ記者は、BBCでは一般人からの投稿映像をニュースで流すことが一般的になりつつあると述べた。その上で、全ての原発にリモートカメラを設置しているという本保氏の説明に対し、「リモートカメラを駆使しても死角はあるのではないか。一般人から寄せられた映像を使うことはあるか」と質問した。本保氏は「使うこともある。死角がないよう複数台設置しているが、リモートカメラは震災時にバッテリーが切れた。反省を生かし、バッテリーをパワーアップするなど改善している」と答えた。

 デンマークのダグブラーデッド・バーソン紙のメテ・デュアスキョット記者は、現在の福島第一原発の取材態勢について質問。本保氏は「現在福島にはスタッフが100人以上いる。震災以後、定員は少し増えている」と答えた。

 その後はNHKワールドTVのスタジオを見学。国際放送局の橋本明徳ニュース制作部長から説明を受けた。

 一行は30日に離日する。 

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