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ラジオの強靱化で意見 NHKネット活用「慎重に」 メディア開発委

 新聞協会メディア開発委員会は6月14日、ラジオの災害・難聴取対策やインターネット利用について、総務省に意見書を提出した。同省「放送ネットワークの強靱(きょうじん)化に関する検討会」の中間取りまとめ案へのパブリックコメント募集に応じた。放送体制の強靱化に賛同する一方、NHKラジオのインターネット活用は慎重に行うべきだとの考えを示した。

 災害・難聴取対策としてAM局がFMやV―Low帯の一部を利用することについては、「ラジオ放送を継続していくための方策として理解できる」との見解を示した。

 NHKによる新たな事業展開については、NHK業務の無制限な拡大につながりかねない点を指摘。「情報入手手段や言論の多元性、多様性に影響が及べば、放送ネットワークの強靱化という目的に反することになる」とした。ネット経由のラジオ国外配信は、「民放の取り組みとの調整を十分に図ること」と「得られた知見を広く公開し技術的成果の共有を図ること」を要望した。

 独立採算で赤字が続くNHKオンデマンドでのラジオアーカイブスの設置については、NHK本体予算への影響に懸念を示した。聴取率向上につながるコンテンツの種類、所要経費の見込み、収支に与える影響の予測といった情報を開示するよう求めた。

 動画投稿サイトへのコンテンツ提供や、ハイブリッドキャストによりラジオ音声をネット経由で受信可能とすることについては、慎重にすべきだとの認識を示した。

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