1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 報道界ニュース
  4. TBSの取材を一時拒否 自民党「報道に公正公平欠く」

TBSの取材を一時拒否 自民党「報道に公正公平欠く」

 自民党は7月4日、TBSテレビ「ニュース23」の報道内容が公正公平を欠いていたとして、TBSによる党役員会出席メンバーへの取材や番組出演要請を一時拒否すると発表した。TBSテレビが5日、西野智彦報道局長名で「指摘を重く受け止める」との文書を同党の石破茂幹事長に提出したことから、同党は取材拒否を解除した。

 TBSテレビは6月26日放送の「ニュース23」で、国会会期末に重要法案が廃案になった経緯を報道した。これに対し同党は、番組に使われた民間人のコメントが野党の主張のみを代弁しているなどとして、番組内での訂正と謝罪を求めていた。

 取材拒否を報道機関向けに発表した4日付の同党総裁・幹事長室名の文書では、「重要法案の廃案の責任がすべて与党側にあると視聴者が誤解するような内容があった」と主張。参院選を前に党へのマイナスイメージを巧妙に浮き立たせたとして、「報道姿勢を看過できない」としていた。

 安倍晋三首相は5日夜のBSフジの番組で「事実上の謝罪をしてもらい、決着した」と述べた。一方、TBSテレビは同日、「報道局長が自民党を訪問し、抗議に対し文書で回答するとともに説明したが、放送内容について訂正・謝罪はしていない」との龍崎孝政治部長名のコメントを発表した。

ページの先頭へ