1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 新聞協会ニュース
  4. 収支比率3年連続で改善 2012年度新聞事業の収支構成比率調査 業績好転は40社 経理委調べ

収支比率3年連続で改善 2012年度新聞事業の収支構成比率調査 業績好転は40社 経理委調べ

 新聞協会経理委員会はこのほど、2012年度「新聞事業の収支構成比率調査」結果をまとめた。収支比率は97.3%で、前年度より1.0ポイント縮小、3年連続で改善した。総収入は前年度比(以下同)0.3%増で11年ぶりの増加、総費用は0.5%減だった。当期利益は8.5%増で2年ぶりに増えた。業績が好転した社は40社(11年度33社)、悪化した社は17社(同23社)だった。

 【収入動向】総収入は2001年上期(当時は上・下期に分けて調査)以来の増率。うち売上高は0.6%増で7年ぶりの増加だった。売上高の内訳は販売収入0.8%減、広告収入2.3%増、その他営業収入5.2%増だった。販売収入は8年連続の減少。広告収入は11年ぶりの増加だった。

 販売収入と広告収入の合計を100とする収入構成比率は、販売66.9対広告33.1で、2年連続で広告収入の割合が拡大した。

 【費用動向】総費用は11年連続の減少だが、減率幅は3年連続で縮小した。構成比率が大きい順に見ると、経費0.7%増、人件費2.7%減、用紙費1.0%増、営業外費用13.3%減だった。

 総費用に占める割合は経費47.2%(前年度比0.7ポイント増)、人件費31.9%(同0.9ポイント減)、用紙費14.3%(同0.3ポイント増)、営業外費用2.8%(同0.2ポイント減)だった。経費は5年ぶりに増加に転じた。

 【利益動向】当期利益を発行形態・規模別で見ると、セット紙発行社は、約80万部以上クラスが28.2%増、約40万部以上クラスが37.0%増と大きく伸び、約20万部以上クラスは16.3%減だった。単独紙発行社は約20万部以上クラスが0.2%増、約20万部未満クラスが10.5%増だった。

 当期利益の変化方向別社数(対象57社)を見ると、業績が好転したのは40社、内訳は増益32社、復益5社、欠損減3社。悪化したのは17社で、減益16社、欠損転落1社だった。

 総収入に占める当期利益の割合は2.7%(収支比率97.3%)だった。

 調査は協会会員新聞社の収入、費用の増減と構成比を調査し、新聞事業の収支動向を明らかにしている。91社に調査票を送り、61社から回答を得た。ただし、平均値に与える影響が大きい値は除外しており、計算に反映させていない。

ページの先頭へ