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アセアン4か国4記者来日 新聞協会研修計画 国際委の委員と意見交換

 新聞協会の第34回アセアン記者研修計画に基づく4か国4記者が9月24日、来日した。同27日には各国メディアの概況について事務局会議室で報告会を開き、紙と電子版の関係や若者へのアプローチなどについて、国際委員会委員らと意見交換した。

 スアラ・ムルデカ紙(インドネシア)のイダ・ヌルサンティ記者は、日曜版で若者向けの特集を載せたり、大学のイベントにスポンサーとして参加したりするなどして若者にアプローチしていると話した。光華日報(マレーシア)のレオン・キット・イエン記者は、インターネット利用者の拡大で新聞業界が厳しい状況にあると話した。利用者の半分以上を占める若者らを新聞に引き付けるため、若手記者を小中学校に派遣することなどに取り組んでいる。フィリピン・デーリー・インクワイアラー紙のレイラ・B・サラベリア記者も、読者が減少していると報告。拡張現実(AR)機能の導入やラジオ局の設立によるニュース提供チャンネルの増設など、新しい試みで読者の獲得に動いている。

 「メディアはこの10年で大きく成長しており、2010年に比べて新聞社、テレビ局、ラジオ局といったメディアの数は30%増えた」と活気ある様子を報告したのはKPLニュース紙(国営パテト・ラオ通信社、ラオス)のセントーン・パサワット記者。一方、多くの記者にジャーナリズムの知識が不足しているなど問題点も指摘した。

 一行は静岡新聞社などを視察し、5日に離日する。

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