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「手から手へ」展が開幕 ニュースパーク、東京新聞と共催

絵本作家らが3.11後を考える

 新聞博物館(ニュースパーク、横浜市)で10月26日、東京新聞と共催の企画展「手から手へ展 絵本作家から子どもたちへ 3・11後のメッセージ」が開幕した。前日のオープニングセレモニーでは、6人の作家によるライブペインティングが行われた。初日は作家らによるパネル討議が開かれた。

 「手から手へ展」は、日本の絵本作家らが中心となり、「3・11後の世界から私たちの未来を考える」をテーマに、世界各国の作家から作品を募った巡回展。東日本大震災から1年後の2012年3月にイタリアのボローニャで始まった。7か国110人の作家による絵画152点を見ることができる。併せて、東京新聞に今年1月から週1回掲載されている井上能行福島特別支局長の連載「ふくしま便り」の紙面パネルや、震災、原発問題を報じた紙面を展示している。

 25日のオープニングセレモニーでは、東京新聞の鷲見卓事業局長が「震災や東京電力福島第一原発事故が日本の未来にどのような影響を与えるのか、芸術家にも何かできることがないかと考えた結果の企画展だ。新聞博物館で開催することで、より強く社会的なメッセージを発信できる。一人でも多くの人に見てほしい」とあいさつした。

 これに先立ち、6人の作家がライブペインティングを披露した。今の日本に対する怒りや原発への思いなどを自由に描いた「絵本作家たちのゲルニカ」は、12月23日までの会期中、会場に展示される。

 開幕初日の26日には、東京新聞フォーラム「絵本のチカラ―3.11後の私たちの生き方」が開かれ、70人が参加した。スロバキア、ドイツ在住者を含む6人の作家らが、それぞれの国の政治状況や原発・新エネルギーに対する考えなどを話し合った。

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