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デジタル印刷と古紙の現状聞く 新聞協会が資材管理講座

担当者ら27社37人参加

 新聞協会の第44回資材管理講座が11月22日、事務局会議室で開かれ、会員新聞社の資材担当者ら27社37人が聴講した。デジタル印刷機の現状と資材との関係についてメーカー担当者が説明したほか、古紙ジャーナル社の記者が古紙の市況動向について講演した。

 デジタル印刷機については、「ジェットリーダー1500」を製作している東京機械製作所の宮地卓第二事業部デジタル事業グループ次長が講演した。デジタル印刷機は刷版が不要といったメリットがある一方、大量に印刷する場合はオフセット輪転機に比べ、インクや紙などの資材コストがかさむという。宮地氏は「損益分岐点は3~5千部くらいではないか」と述べた。このほか、オフセットとデジタル印刷を組み合わせたハイブリッド印刷や、ユニークな紙面広告といった海外の事例を紹介した。

 日本の古紙は、距離の近さと品質の高さから、中国や韓国などの需要が多い。古紙ジャーナル社の本願雅史記者は日本の古紙市況について、「輸出価格の上昇で、売り手市場の傾向にある」と指摘した。日本の古紙問屋は、優先的に国内製紙メーカーに納める傾向が強いが、内外の価格差が拡大すれば、買い取り価格上昇の機運は高まるという。

 しかし、本願氏は「国内メーカーは買い取り価格の上昇には慎重だ」として、古紙価格の上昇が新聞用紙に転嫁される可能性は低いとの見通しを示した。

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