岐阜・堀江社長辞任 碓井氏が復帰

 岐阜新聞社は12月13日、碓井洋取締役の代表取締役社長復帰を決めた。9日に社長に就任した堀江博海氏が、12日に一身上の都合を理由に辞任し、空席となっていた。杉山幹夫代表取締役会長は一連の混乱を招いた責任を取り、会長職を辞任し取締役に就いた。

 十六銀行(岐阜市)取締役顧問で頭取も務めた堀江氏の社長就任には、読者や岐阜県経済界から「中立な報道ができるのか」といった声が寄せられていた。

 岐阜新聞社は15日付朝刊で、一連の経緯を説明するとともに、碓井社長が「信頼が大きく揺らいでいることを真摯(しんし)に受け止め、岐阜にとっての郷土紙の在り方を見つめ直して、失墜した信頼回復に努める」と表明した。

 新聞協会は11日の理事会で、堀江氏への理事変更を書面で決議することを決めていたが、同社から撤回の申し入れがあったため、実施を保留している。

 碓井 洋氏(うすい・ひろし)岐阜県出身、同志社大卒。1977年入社、報道部長、東京支社長、編集局長などを経て、2006年取締役編集局長、09年代表取締役社長、13年12月9日取締役。59歳。

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