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中日 別刷りでハイブリッド印刷 広告で初、1面刷り分け

名古屋で全広連大会

 中日新聞社は5月14日、オフセット輪転機にデジタル印刷機器を搭載した「ハイブリッド印刷」を活用し、1面の広告を刷り分けた別刷り特集「ナゴヤポプカル新聞」を発行した。同日から始まった全日本広告連盟名古屋大会を記念し、約55万部を製作した。中日は3月に中日スポーツの別刷り特集で、ハイブリッド印刷によるビンゴカードを掲載しているが、新聞広告への活用は初めて。

 「可変情報を活用することで、新聞広告の可能性を広げる企画だ」と、井戸義郎取締役広告担当広告局長は広告でのハイブリッド印刷活用の意義を強調する。別刷り特集は、新聞になじみのない若年層も楽しんで触れることができるような内容にした。

 1面の上段には約55万通りのおみくじを掲載。下段の「愛知トヨタ」の広告には「大吉」「中吉」など8種類の運勢に連動したQRコードを刷り分け、地元のアイドルグループ「SKE48」が車を紹介する動画のウェブサイトにリンクする。中段には「TSUTAYA」のクーポン広告も掲載。割引額が異なる3種類のクーポン広告を刷り分けた。

 山田雄一広告局広告一部長は「サイトへの訪問数やクーポンの使われ方など、刷り分けた異なる紙面を比較することで得られるデータから、広告の効果を測定できる」と話す。

 毎時13万部という輪転機のスピードを落とさずに印刷するため、印字のズレがでないように通常より頻繁に検紙したという。畔柳佳正技術局印刷技術部長は「ハイブリッド印刷で、地域ごとの刷り分けも可能になった。発送システムとの連動が課題だ」と語った。

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