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産経、豊洲に複合商業施設 「新聞社らしい新たな媒体」

 産経新聞社は6月16日、東京五輪に向けて開発が進む江東区豊洲に、バーベキューができるカフェやショッピングモール、イベントスペースなどの複合商業施設「MAGIC BEACH(マジックビーチ)」をオープンする。アウトドアやスポーツの愛好家を顧客として取り込むとともに、新聞やウェブとは違った情報発信の場として活用していく。

 東京ガスの子会社が所有する約1万平方メートルの敷地を活用し、不動産プロデュースを手掛ける「リクリエーションズ」(東京都中央区)と共同で運営する。同社とは、東京・芝浦にあった新聞印刷工場跡をオフィス・商業複合施設「TABLOID(タブロイド)」に再開発した時からの付き合いだ。平野孝治東京本社プロジェクト推進本部事業開発担当部長は、「タブロイドの成功で、多くの企業から遊休資産の活用を持ち掛けられるようになった」と話す。その中から、築地市場移転や2020年東京五輪の選手村建設などで開発が進む豊洲エリアを選んだ。

 マジックビーチの向かいには、リクリエーションズがプロデュースするアウトドア施設「WILD MAGIC(ワイルドマジック)」がある。こちらのバーベキュー場は今夏の予約が既に埋まっている盛況ぶりだ。ワイルドマジック建設時は、近隣住民から不安の声が上がったというが、マジックビーチの住民説明会では「新聞社ならおかしなことはしないだろうと言っていただけた」(平野氏)という。新聞社ブランドへの信頼が、新規事業に役立っている。

 イベントスペースで開くスポーツや音楽の催しは、新聞やウェブを通して情報発信するなど、メディアと連動させて盛り上げる。プロジェクト推進本部の植野伸治本部長は「新聞発行という本業を支える新規事業の創出が推進本部の使命だ。不動産事業ではなく、新聞社らしい新たな媒体を作ったと考えている」と話している。

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