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過去最大の落ち込み5.9%減 書籍・雑誌の推定販売金額 消費増税大きく影響

 出版科学研究所は7月25日、2014年上半期(1~6月)の出版動向を発表した。出版物(書籍・雑誌)の推定販売金額は前年同期比(以下同)5.9%減の8267億円で、1950年の調査開始以来、最大の落ち込み幅だった。長期的な下落傾向に加え、4月の消費税率引き上げが大きく影響した。このうち雑誌は6.2%減の4173億円、書籍は5.5%減の4094億円で、それぞれ17、8年連続の減少、いずれも過去2番目の落ち込み幅だった。

 雑誌の推定販売金額内訳は、月刊誌が5.2%減の3319億円、週刊誌が9.8%減の854億円。発行点数は2.0%減の3098点で8年連続の減少だった。休廃刊は27点増の78点、創刊は2点減の47点だった。総合週刊誌の推定発行部数は7.6%減で、うち出版社系は7.8%減、新聞社系(「週刊朝日」「アエラ」「サンデー毎日」「スパ」)は6.8%減だった。

 書籍は「女のいない男たち」(村上春樹、文芸春秋)などが売り上げを伸ばし、映画「アナと雪の女王」関連の児童書も好調だったが、全体として低迷。4月以降は安い文庫本の売れ行きも鈍っているという。

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