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配達エッセー表彰式開く 最優秀受賞者ら喜び語る 販売委

 新聞協会販売委員会による第21回「新聞配達に関するエッセーコンテスト」の表彰式が10月11日、東京・内幸町のプレスセンターホールで開かれた。各部門の最優秀賞受賞者が作品への思いや受賞の喜びを語った。

 「大学生・社会人」部門の岩國哲人さん(78、東京都渋谷区)は小学生の頃、新聞配達をしていた。配達先のおばあさんが岩國さんに新聞を読ませるために購読を続けてくれたエピソードを紹介、「このエッセーでおばあさんにお礼を伝えることができた」と喜んだ。

 「中学生・高校生」部門の山田美早紀さん(17、宮城県大崎市)は、祖母が新聞だけでなく集金に来る配達員との世間話を楽しみにしていたことを作品にした。今回の受賞を8月に他界した祖母の墓前に報告したと言い、「新聞は情報だけでなく、人のぬくもりや真心も届けている」と語った。

 「小学生」部門の安藤円樺さん(10、東京都練馬区)は、小学生新聞の特派員として福島県の製紙工場で新聞がリサイクルされている現場を見学。生まれ変わった新聞紙が情報を載せて配達員の手で各家庭に届けられるまでをリレーに例えた。「パソコンやタブレット端末よりも紙の新聞が好き。自分の記事が紙の紙面に載るととても嬉しい」と話した。

 このほか、各部門の審査員特別賞も表彰された。特別審査員の鳥越俊太郎氏は「新聞配達員は新聞社と読者をつなぐ絆を表している。日本の戸別配達制度は歴史の中で育まれてきた貴重な制度だ」と述べた。黒澤幸販売委員会委員長(読売東京)は「エッセーコンテストも地域貢献大賞も、新聞社が地域に貢献していることを発信する良い機会だ。今後PRをどう広げていくかを考えたい」と語った。

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