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いっしょに読もうコンクール 入選作品を発表

 新聞協会は11月27日、第5回「いっしょに読もう! 新聞コンクール」の入選作品を発表した。小・中・高3部門の最優秀賞各1編のほか、「HAPPY NEWS賞」1編、優秀賞30編、奨励賞121編を選んだ。応募総数は過去最多の3万5375件。今年から新たに学校現場での取り組みを評価する賞を充実させ、優秀学校賞に15校、学校奨励賞に83校を選定した。

 小学生部門の最優秀賞は富山県舟橋村立舟橋小5年の島木琴子さんが受賞した。出生後まもなく置き去りにされた女性が結婚、出産を経て出自の悩みを見つめ直したという読売の記事を取り上げた。母親や祖父と対話して愛情とは何かを考え、その過程を自身の体験に引き寄せてまとめたと評価された。

 津市立西郊中3年の中村真子さんが、中学生部門で最優秀賞を受賞した。妻の臓器提供を決断した男性の心境を追った中日の記事を読み、「命の重さ」を実感し、普段から家族で話し合うことの大切さに気付いた。臓器移植の賛否ではなく、家族の問題として客観的に深く読み取った点が高く評価された。

 高校生部門最優秀賞を受賞した神奈川県立川和高1年の吉冨綾華さんは、朝日に掲載された「たまご落としコンテスト」の記事を選んだ。卵を高い場所から落としても割れないパッケージを作るためには創造性が重要だとの記事を読み、日々の学習で好奇心を持って取り組むことができていないと気付いたという。自分の学びについて冷静に書けていると、高い評価を集めた。

 HAPPY NEWS賞には、愛知県碧南市立大浜小5年の藤田歩さんが選ばれた。ボランティアの声を録音・合成し、病気で声を失った人が音声装置を通じて自分に近い声で会話できる「ボイスバンクプロジェクト」に関する中日の記事を取り上げた。多くの人に知ってもらえるよう記事を紹介し、プロジェクトに応募するなど、幸せの輪を広げた。

 表彰式は12月13日、横浜市の新聞博物館(ニュースパーク)で開く。各部門の最優秀賞、HAPPY NEWS賞の受賞作は同館で24日まで、東京・内幸町のプレスセンタービルで1月7日から21日までパネル展示される。

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