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初公判で起訴内容否認 産経新聞前ソウル支局長 

韓国当局を批判

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞社の加藤達也前ソウル支局長に対する事実上の初公判が11月27日、ソウル中央地裁で開かれた。加藤氏は大統領を誹謗(ひぼう)する意図はなかったとして起訴内容を否認し、全面的に争う姿勢を示した。

 弁護側は旅客船セウォル号沈没事故という大惨事の当日に国政の最高責任者がどこで何をしていたかは重要な関心事で、疑問を提起したコラムは公益性があると強調。加藤氏を処罰する意思の有無を朴大統領に確認するための捜査が一切行われていないとし、検察当局を批判した。

 起訴状は「被告は被害者らを批判する目的で情報通信網を通して、公然と虚偽の事実を際立たせて、被害者らの名誉をそれぞれ毀損した」と指摘。弁護側は記事で引用した朝鮮日報のコラムを書いた記者、検察側は朴大統領が会っていたとされた元側近らを証人申請し、ともに裁判所に認められた。次回公判は15日に行われる。

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