「報道写真展」始まる ニュースパーク

14年象徴する280点を展示

 「2014年報道写真展」が1月10日、新聞博物館(ニュースパーク、横浜市)で始まった。東京写真記者協会と共催。同協会に加盟する新聞・通信・放送34社の記者が撮影した14年を象徴する約280点の報道写真を展示している。

 噴火した御嶽山で救助を待つ女性の姿を捉えた同記者協会賞受賞作のほか、各地区の写真記者協会と関西スポーツ紙写真部長会が選んだ各グランプリ作品も紹介。発生から3年を経て企画された「東日本大震災―被災地のいま」など、特集コーナーも設けている。

 岐阜県恵那市から訪れた遠山直美さん(43)は、岩手県大槌町に置かれた東日本大震災で亡くなった人に思いを伝えるための電話ボックス「風の電話」の写真を見て胸に迫るものがあったと話した。写真には、電話線がつながれていない受話器を手に取り、ダイヤルする女性の姿がある。「新聞に載っている写真は文章を補足するものと捉えていた。写真だけで情報を伝える力があるということに気付かされた」と語った。

 3月29日まで開催。2月21日には、関連イベントとして記者協会賞受賞者の産経東京・大山文兄写真報道局編集委員と、一般ニュース部門賞(国内)を受賞した朝日東京・飯塚晋一写真部記者の講演会を開く。定員は120人で申し込み先着順。問い合わせは新聞博物館(045・661・2040)まで。

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