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2014年度ボーン・上田賞に杉山氏(朝日)と中沢氏(日経)

 ボーン・上田記念国際記者賞委員会は2月20日、2014年度の同賞を朝日新聞東京本社国際報道部の杉山正記者と、日本経済新聞社中国総局長の中沢克二記者に贈ると発表した。同賞は優れた報道活動で国際理解に貢献した記者個人に贈られる。

 両氏の受賞理由と略歴は次の通り。

 杉山正氏 急速な経済発展を見せる一方で貧困と住民対立、過激派組織の台頭などに揺れるアフリカ各地を取材し、読者のアフリカ理解に貢献した。イスラム武装勢力「ボコ・ハラム」による学生拉致事件が起きたナイジェリアには、事件後に日本メディアで初めて現地で取材し、おびえる人々の声、苦悩する町の様子、問題の深刻さを伝えた。
〈略歴〉慶大卒。00年入社。東京本社社会部、ナイロビ支局長、ヨハネスブルク支局長などを経て、14年から現職。39歳。

 中沢克二氏 地道に事実を確認しながら深堀りした分析、解説で中国報道の質を高めた。習近平国家主席の下で「反腐敗」を旗印に展開される動きを的確に報道し、汚職により党籍剥奪・逮捕された周永康・前政治局常務委員に関する動きを特報。昨年11月の日中首脳会談の開催決定も世界のメディアに先駆けて報じた。
〈略歴〉早大卒。1987年入社。商品部、政治部、東日本大震災特別取材総括デスク兼政治部次長などを経て2012年から現職。50歳。

 新聞博物館(ニュースパーク、横浜市)は4月11日、杉山、中沢両氏による受賞記念講演会を開く。問い合わせは同館(電話045・661・2040)まで。

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