茨城、水戸市に「情報館」開設

地方4紙閲覧、新聞講座も

 茨城新聞社は2月23日、水戸市南町に情報発信拠点「茨城新聞社みと・まち・情報館」を開設した。茨城のほか地方4紙を自由に読めるほか、新聞を活用した講座などを開く。新聞・新聞社を身近に感じてもらうとともに、住民の交流を通じて街を活性化させることが狙いだ。

 茨城の創刊(1891年)からの過去紙面を1日1枚まで無料で出力できるほか、同社の有料サイトを閲覧できるタブレット端末も設置している。3月末までは社員2人が常駐。4月以降は社員1人とアルバイト1人の体制となる。

 新聞は茨城のほか、福島民報、福島民友、下野、上毛の4紙を配備。他県の情報から、自分の住む地域をどう活性化させるか考えるヒントを見つけてほしいとの狙いもあるという。茨城県には東日本大震災、東京電力福島第一原発事故による福島県からの避難者が多数いることから、福島の地方紙2紙をそろえた。

 同社は11年、新聞社の全ての業務を地域の活性化につなげていく「地域応援宣言」を打ち出した。同館で、大学やNPOと連携してワークショップやセミナーを開いたり、NIEコンクールの上位作品を展示したりする考えだ。

 細谷あけみ地域連携室長NIE事務局長は「気軽に訪れることのできる場として、地域の人と人を結ぶ役割を果たしていきたい」と期待を込める。

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