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産経前ソウル支局長が帰国 韓国、出国禁止措置を解除

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴され、出国を禁じる措置が続いていた産経の加藤達也前ソウル支局長について、韓国政府は4月14日、出国禁止措置を解除した。産経によると、同日帰国した加藤氏は「措置を受け、自由に出国できない事態の重みを痛感した。行動の自由を制限するのは重大な問題だ。裁判で主張が受け入れられるように、しっかりと取り組みたい」と話しているという。

 加藤氏に対する出国禁止措置は昨年8月7日以降、これまでに8回延長され、次の期限は15日だった。解除の理由は公式に発表されていないが、現地メディアの報道によると、これまでの公判で重要な争点整理が終わり、加藤氏が今後の公判への出席を確約していることなどが挙げられているという。次回公判は6月1日に行われる。

 小林毅東京本社編集局長は「前支局長が産経新聞のウェブサイトに掲載したコラムで名誉毀損罪に問われている裁判はなお継続している。これは重大な言論の自由の侵害であり、一刻も早い起訴の取り下げを求める」とのコメントを出した。
 

産経現ソウル支局長に韓国が記者証を発行

 韓国政府は4月15日、産経の藤本欣也ソウル支局長に対し、外国人記者の身分を証明する「外信記者証」を発行した。藤本支局長は加藤氏の後任として昨年9月に赴任したが、これまで発行されていなかった。

 産経によると、記者証の発行に時間がかかったことに対し、韓国政府からの説明はないという。

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