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ハッピースクラップ帳作り カフェ、大学、学童で 新聞協会がワークショップ

 新聞協会は5月26、31の両日、切り抜いた記事・写真や広告、メッセージを貼って「ハッピースクラップ帳」を作るワークショップを東京都内と山形市で計3回開いた。大学生や会社員、親子らが参加。全国各地の新聞から気になった記事などを切り抜き、装飾して仕上げた。参加者からは「記事をシェアできるのが楽しかった」といった声があったほか、プレゼントを想定した作品も多くみられた。

 ハッピースクラップ帳は「HAPPY NEWSキャンペーン」のゲスト審査員を務めるアートディレクターの森本千絵さんがデザインした。キットは2枚の台紙(A3判)や装飾用シールなどがセットになっている。

 26日に東京・表参道の「文房具カフェ」で開かれたワークショップには、大学生や会社員ら25人が参加。神奈川県内の高校で社会科を教えている中山拓憲さん(38)は「どうすれば生徒に伝わる授業ができるか、ヒントを探しに来た」。新聞を切り抜くうちに「写真やタイトルで伝えている部分も大きいと感じた」と話した。

 事務職の阿高悦子さんは幸せをテーマに記事を探した。地域面には心温まる記事がたくさん載っていたと言い、「記事を読んで、人と人とのつながりが人をハッピーにするとあらためて気付いた」と語った。文房具が大好きだという中島麻里さん(52)は20代の娘2人と参加。昨年、事情があって新聞購読を中止せざるを得ない時期があった。そのときに初めて「新聞がないと困る」と気が付いたという。

 「新人が新聞を読んでいないことが悩みだった」と話すのは企業で人事部長を務める女性。新聞を読んでいないと仕事に差し障るので、今年は会社が2か月分の購読費を出し、新人にスクラップさせるという。「自分もやってみようと思い参加した。記事を選ぶのは難しかったが、面白かった」と笑顔を見せた。

 山形市の東北芸術工科大でも同日開催した。普段あまり新聞に触れる機会がないという同大の学生24人が参加。グラフィックデザイン学科の中山ダイスケ教授らが講師を務めた。参加者は思い思いのテーマやコンセプトを設定して、熱心に作品作りに取り組んだ。

 結婚する友人へのプレゼントとして作品を作ったり、母への手紙をイメージした作品に仕立てたりと、贈り物を想定した作品も多かった。

 31日には東京・勝どきの学童保育施設・キンダリーインターナショナルで若い親子向けに開き、小学1年から5年生までの親子13組26人が参加した。「家族をハッピーにする新聞をつくろう」をテーマに、子ども向け紙面の記事や4コマ漫画などを選び取り、持ち寄ったマスキングテープやシールなどで作品を彩った。松江城国宝指定の記事を貼った川崎市の小学5年生・石橋青海那(うみな)さん(10)の母親、昇子さん(43)は「新聞を読ませることは難しいが、テーマを決めてスクラップすることは家でも実践できる」と話した。新聞を購読していない参加者からは、子ども新聞に興味が湧いたといった声が上がった。

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