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ICT教育との融合を模索 NIE関東甲信越静ブロック会議

 9都県のNIEアドバイザーや推進協議会事務局長らによる関東甲信越静ブロックアドバイザー・事務局長会議が6月6日、事務局会議室で開かれた。32人の出席者がグループに分かれ、「ICTとの融合」「NIEのカリキュラム化」「アクティブ・ラーニング」などをテーマに話し合った。

 ICTを活用したNIEは、電子黒板やタブレット端末、インターネット検索など、多様な形態が考えられる。紙の新聞でできないことをどのように取り入れていくかが重要だとした上で、まずはICTの長所と短所を見極めることが必要との報告があった。新聞協会の吉成勝好NIEコーディネーターは「多くの学校で応用できるような実践例を積み重ねることが大切だ」と話す。

 各校の年間指導計画にNIEが盛り込まれ、カリキュラム化されることがNIE普及の鍵となっている。討議では、校種によってカリキュラムにどう位置付けられるかは異なるとした上で、1人の教師が1クラスを担任する小学校では、教育課程のどの場面でNIEが効果的なのか、表などで教師に分かりやすく示す工夫が必要との指摘があった。

 学習指導要領の改定に向け、課題の発見と解決を主体的・協働的に学ぶアクティブ・ラーニングが重要視されている。NIEでの実践例として、小論文のテーマを教師に与えられるのでなく自分で探す高校や、「NIEタイム」を使って環境に関連する記事をスクラップし、自分たちに何ができるかを考える小学校の取り組みが報告された。

 会議終了後、同ブロックのセミナーが開催され、エリア内の教師ら63人が参加した。デジタル新聞の活用などに関する実践報告のほか、NIEの現在と今後について討議した。毎日の近藤勝重客員編集委員から、「書く子は育つ」と題し講演があった。

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