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新聞の学習効果を紹介 教科書会社向け説明会開く 博物館・NIE委

 新聞協会博物館・NIE委員会は6月26日、教科書会社を対象とした説明会を開いた。NIEを取り巻く現状と今後の展望に関する解説に加え、新聞活用の事例を紹介した。中央教育審議会で学習指導要領の改定に向けた議論が進む中、教科書会社に対しNIEへの理解をさらに深めてもらうことが狙いだ。教科書会社の編集者ら14社31人と博物館・NIE委下部のNIE専門部会の委員20人が出席した。

 説明会は2回目。昨年9月に開かれた第1回では、新聞社のNIE担当者が新聞活用の有用性や推進協議会の役割などを説明。今回は、実際に新聞を活用した授業を行うNIE実践者が、国語と社会科の授業で新聞を活用した授業例を紹介した。

 国語科では、大阪市立昭和中学校の植田恭子指導教諭が、東日本大震災で家族を亡くした人の記事を使った授業例を紹介。事前に教科書で他者の心情の読み解き方を学んだ上で、記事の内容を自分に引きつけて捉えることにつなげ、学習効果が上がったと説明した。

 江東区立第二亀戸小学校の田中孝宏校長は、地域社会や産業、歴史を学ぶ際に活用できる記事例を示した。教科書で学んだことを社会に出てどう実践していくのかを、新聞で実際のニュースに触れながら教えていきたいとした。

 NIEアドバイザーで、東京都小学校新聞教育研究会会長を務める北区立滝野川小学校の関口修司校長は、「教科書で学んだことが社会に結び付いていると気付かせるのに、新聞は効果的な学習材だ」と総括した。

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