1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 新聞協会ニュース
  4. 「若者と新聞をつなぐ夕べ2015」開催 新聞協会

「若者と新聞をつなぐ夕べ2015」開催 新聞協会

新聞読んで教養深めて

大学・企業・新聞社など 若者への思い共有

 新聞協会は10月21日、「若者と新聞をつなぐ夕べ2015」を東京・内幸町のプレスセンターホールで開いた。3回目となる今回は新聞社、大学関係者のほか、企業や自治体の人事・採用担当者ら計135人が参加。新聞を活用した内定者・新入社員研修などについて講演があった。若者に新聞を読み、教養を深めてもらいたいとの問題意識を共有する参加者が懇親を深めた。

 人材コンサルタントで千葉商科大専任講師の常見陽平氏は「時代を、社会を読む―未来につながる新聞の活用法」と題し、学生の就職支援における活用事例について話した。就職活動中の学生に、就職ナビサイトでは分からない企業情報を新聞で得るよう勧めているという。「学生は就職サイトだけでなく、会社説明会など企業とのリアルな接点を重視するようになっている」と分析した。

 すかいらーくは内定者や新入社員の研修で新聞を活用している。樋口治茂人財本部ラーニング&ディベロップメントグループディレクターはその狙いを、「店舗運営を担うために必要な知識を早い段階から継続的に養ってほしいと考えた」と説明。内定者らは自分で新聞を購読、記事をスクラップし、選んだ理由や感想もメモする。樋口氏は「新聞を購読したことで興味の範囲が広がり、会話も豊かになった。研修コストの面でも新聞は安価だ。継続して使っていきたい」と話した。研修を受けた内定者からは「新聞を読む行為自体に価値があると気付いた」などの感想が寄せられたという。

 参加した千葉工業大の就職・進路支援部就職課の宮澤英徳担当課長は、「学生に新聞を読んで一般常識を深めてほしいという思いは、企業も大学も一緒だと感じた」という。都内の病院で総務課主任を務める田中麻子さんは、患者とのコミュニケーションを深めるために若い看護師に新聞を読んでほしいと思っていた。「すかいらーくの取り組みは参考になった。月1回の看護師会でスクラップの手法を取り入れてみたいと思った」と話した。このほか、「企業、大学、新聞社が交流できる場は有意義だ」などの感想が聞かれた。

ページの先頭へ