1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 新聞協会ニュース
  4. 第6回いっしょに読もう!新聞コンクール 入選作品を発表 新聞協会

第6回いっしょに読もう!新聞コンクール 入選作品を発表 新聞協会

 新聞協会は11月26日、第6回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入選作品を発表した。小・中・高3部門の最優秀賞各1編のほか、「HAPPY NEWS賞」1編、優秀賞30編、奨励賞120編を選んだ。応募総数は過去最多の3万9881編。今年度は初めて全国47都道府県から応募があった。優秀学校賞に15校、学校奨励賞に85校を選定した。

 小学生部門の最優秀賞は沖縄県の北中城村立北中城小6年の瀬底蘭さんが受賞した。瀬底さんが取り上げたのは、警察官と市民が対立する名護市辺野古の新基地建設現場の様子を伝える沖タイの記事。瀬底さんの父親は警察官で現場へ警備に赴いており、記事を読んだ母親は涙を流したという。父親の心情を察した悲しみではなく、「警察官は目頭をこすって空を見上げた」との17文字に対する感謝の涙だった。瀬底さんはそのとき、新聞には人の心を救う力があることを知った。その気付きは、NIEの醍醐味(だいごみ)を感じさせると評価された。

 岡山県倉敷市の清心中・女子高の中学1年・川井里紗さんが中学生部門で最優秀賞を受賞。川井さんは、高校生対象の懸賞論文の最優秀賞を掲載した山陽の紙面に目をとめた。さまざまな事情で、親と一緒に暮らせない子どもが世界に大勢いることを父親と話し合い、恵まれた環境にいる自分を見つめ直した。将来は、世界の恵まれない子どもを支援する団体やプロジェクトに参加したいとの気持ちを持つようになったという。

 高校生部門最優秀賞を受賞した北九州市の西南女学院中・高の高校1年・中野望愛さんは、賛否が分かれる安全保障関連法案を人々はどう考えているのか知りたいと思い、読者の多様な声を取り上げた西日本の記事を選んだという。さまざまな意見が載った記事を見つけ出し考えを深めるとともに、異なる意見にも耳を傾けながら、自らの意見を明確に主張した点が評価された。

 HAPPY NEWS賞には、高知県の香美市立山田小4年の三浦友愛さんが選ばれた。三浦さんは、東京電力福島第一原子力発電所の事故や東日本大震災からの復興に向けた人々の思いを取り上げた河北の記事を、遠く離れた高知県で見つけた。日頃触れることのない東北の新聞を読み、「『一緒に頑張ろう』と応援したい」と気持ちをつづった。

 表彰式は12日、東京・内幸町のプレスセンターホールで開く。各部門の最優秀賞、HAPPY NEWS賞の受賞作は東京・内幸町のプレスセンタービルで12日までパネル展示される。

受賞作一覧はこちら

ページの先頭へ