ハッピーニュースナイト開催 新聞協会

新聞読みたい若者と交流

 新聞協会は12月10日、東京・お台場の若者向けイベントスペース「東京カルチャーカルチャー」で、これから新聞を読んでみたい若者や新聞好きな人を対象に「2015年ハッピーニュースナイト」を開催した。20~30代の学生、若手社会人らのほか、新聞協会のPRサイト「よんどく!」にハッピーニュースを投稿する全国各紙の「HAPPY NEWS特派員」ら103人が参加した。

 今回のイベントは昨年9月の学生向けトークイベントに続く、若者に新聞に親しんでもらう企画の第2弾として開いた。毎日の福本容子論説委員、インターネットメディア「デイリーポータルZ」の林雄司編集長が登壇したほか、コント集団「ザ・ニュースペーパー」がオリジナルコントを披露した。

 イベントでは「よんどく!」に掲載された今年の新聞記事のうち、アクセス数が多かった「ハッピー10大ニュース」を発表した。古民家を改修して学生や社会人らの共有スペースを開設した大学生を取り上げた上毛の記事が1位となった。毎日の福本氏はランキングを振り返り「大きなニュースになる話題ではないが、身近な人の努力が実った『HAPPY』が表れている」と語った。

 どうすればもっと新聞を読んでもらえるかや、新聞にまつわる思い出などをテーマに意見交換もした。林氏は、インターネットの記事は刺激のあるタイトルや見出しでなければ、クリックして読んでもらうことができないと指摘。新聞は見出しと同時に本文も目に入ることが強みだと述べた。

 ザ・ニュースペーパーの山本天心さんは、社会風刺を扱う自分たちのネタはニュースを知っていないと笑うことができないと説明。観客が公演前に新聞を読んで勉強することもあると紹介した。新聞配達の経験があるものの、新聞は難しくて読まなかったと振り返り「新聞になじみのない人でも読みやすい、『初級コース』のようなものがあるといい」と話した。

 参加した品川区の営業職・塩原貴宏さん(24)は、新聞には明るいニュースもあることに気付かされたという。「ネットだと文字数に制限がないが、新聞は限られたスペースの中に、事実や記者の思いが込められていると感じた」と話した。

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