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いっしょに読もう! 新聞コンクール 最優秀賞者ら記者と対談 新聞協会

 新聞協会の第6回「いっしょに読もう! 新聞コンクール」表彰式が12月12日、東京・内幸町のプレスセンターホールで開かれた。小中高校3部門の最優秀賞と「HAPPY NEWS賞」の受賞者計4人が、記事を執筆した記者らと対談した。

 冒頭、大西弘美博物館・NIE委員長(朝日東京)は「新聞記事は社会の出来事について考えるためのきっかけを提供している。さまざまな情報に接してほしい」とあいさつした。続いて受賞者と記者が対談した。

 沖縄県の北中城村立北中城小6年の瀬底蘭さんは、名護市辺野古の新基地建設に反対する市民と、押さえ込む県警の衝突を報じた記事を取り上げた。記事は涙をこらえる警察官の描写で結ばれる。瀬底さんは「敵か味方かではなく、どちらもが救われる未来になってほしい」と語った。記事を執筆した沖タイの伊集竜太郎北部報道部記者は「単純に衝突している訳ではないとの記事に込めた思いまで読み解いてくれた」と感謝した。

 山陽のくらし面に掲載された、過酷な環境で育ったフィリピン出身の高校生の論文を選んだのは、岡山県倉敷市の清心中学1年の川井里紗さん)。「大きなニュースでなくても、新聞を読むと知らなかったことに出会える」と話した。山陽の松島健報道部記者は、川井さんの受賞を機に、論文を書いたビラン・アンドレさんに取材。預かったメッセージを紹介した。

 北九州市の西南女学院の高校1年の中野望愛さんは、賛否の分かれる安全保障関連法案に関する読者の多様な声を取り上げた記事を選んだ。記事を読んで父親と話し合ったところ、賛否が分かれたという。「自分の意見についてあらためて考えるとともに、さまざまな見解があることを身近に感じることができた」と打ち明けた。西日本の中原興平報道センター記者は「安保という普段の生活から遠い問題を考えるきっかけにしてもらってよかった」と喜んだ。

 HAPPY NEWS賞を受賞した高知県の香美市立山田小4年の三浦友愛さんは、東日本大震災からの復興に向けた人々の思いを取り上げた河北の記事を取り上げた。毎日、新聞を読んでおり、●知り合いからもらった河北の記事に目が止まったという。河北の跡部裕史会津若松支局長は「震災は今も進行している問題だ。遠い高知からメッセージを寄せていただき、被災者の励みになる」と話した。

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