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大学生が新聞読む方策提言 広告委がプレゼン大会

 新聞協会広告委員会は2016年1月15日、「イマドキの大学生×新聞~大学生が新聞を考える」と題し、大学生に新聞を読んでもらうための方策について6大学の学生が発表するプレゼンテーション大会を東京・内幸町のプレスセンターホールで開いた。開催は昨年に続き2回目。新聞社、広告会社、広告主企業などの215人が耳を傾けた。

 慶大、上智大、成蹊大、法政大、明治学院大、早大でマーケティングなどを学ぶゼミから9チームが参加した。事前にオリエンテーションを開き、新聞界を取り巻く状況や、一覧性やニュースの価値付けといった新聞の強みを理解した上で、発表に臨んでもらった。

 このうち上智大は、若者が新聞に対して堅苦しいなどのイメージをもっていると分析した。新聞はおしゃれだという雰囲気を作り、読みやすい環境を作ることを提言した。画像や動画を投稿でき、近年若者の利用が増えているSNS「インスタグラム」に、カフェで撮った新聞の写真を投稿してもらいシェアされることで印象を変えられるとした。

 早大は、新聞の魅力として読者の興味の幅を広げる点を挙げた。身近な情報だけで満足している学生が新聞を手に取るきっかけを作るため、いくつか選んだ記事の見出しを1枚の紙にまとめる企画を提案した。新聞に折り込むほか、電車の中づり広告などを活用するという。3年の坂本修一朗さんは「新聞は今まで読んでいなかったが、視野を広げてくれるという紙の良さに気付けた」と話した。

 講評した博報堂ケトルの嶋浩一郎代表取締役社長は「同世代のメディア接触やコミュニティーの状況についてしっかりと分析できていた。さまざまな切り口からアイデアが出てよかった」と評価した。

 学生の提言は今後、ウェブサイト「新聞広告データアーカイブ」などで紹介する。

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