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学校での新聞活用を議論 博物館・NIE委 NIE学会とセミナー開く

 新聞協会博物館・NIE委員会とNIE学会は3月12日、「デジタル時代のNIEを考える―学校図書館と新聞」と題したセミナーを新聞協会会議室で開催した。主体的な学び手を育てるための「学校図書館における新聞活用」などについて、各学校の具体的な取り組みを基に議論した。司書教諭をはじめ65人が参加した。

 日本女子体育大の稲井達也教授が「『新しい学び』を支援するNIEと学校図書館―アクティブ・ラーニングとICTを視野に入れて」と題し基調講演を行った。稲井氏は新聞を含む学校図書館の資料を「学習材」と位置付け、生徒主体の学習のための素材として活用するよう求めた。具体的には学校図書館で授業を実施し、本だけでなく新聞やインターネットなどの使い方も習熟させることなどを提案した。

 続いて会場から2人、和歌山・京都から各1人がスカイプで参加して「新聞活用で『アクティブ・ラーナー』を育てる」をテーマに、パネル討議を行った。

 相模原市立鵜野森中学校の村山正子司書教諭は「新聞や記事検索データベース、本といった情報資料の特徴を把握して使い分ける姿勢を義務教育の間に身に付ける」ことの重要性を指摘した。日頃から新聞記事と関連するテーマの本を並べて図書館で展示するほか、生徒が自ら課題を設定してプレゼンテーションする取り組みを国語の授業で取り入れている。

 札幌市立平岡中央中学校の三上久代司書教諭は新聞の特性を考えさせるため、NIE月間に9月の防災の日の特集記事を地域版ごとに比較するといった展示に取り組んできたと説明した。

 このほか、朝日、毎日、読売、中日の4社が、教育用データベース事業やデジタル版提供事業など自社の取り組みをそれぞれ紹介した。中国からも資料が提供された。

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