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大賞に横浜市の川村さん HAPPY NEWS 2015 「記事で幸せに」

 読んで幸せな気持ちになった記事とコメントを募集する「HAPPY NEWS 2015」の贈賞式が4月9日、東京都世田谷区の二子玉川ライズで開かれた。3538件(うち大学生1299件)の応募の中から、昨年9月4日付の朝日新聞朝刊「バスの中 泣きやまない乳児 その時」にコメントを寄せた横浜市の川村玲子さん(62)が大賞を受賞。新聞を通して、読者に感動を届けた「HAPPY NEWS PERSON」は、朝の通勤時に視覚障害者の介助を始めた名古屋市内の銀行に勤める山口愛未さん(26)と、田上雄也さん(25)に贈られた。同特別賞はラグビー日本代表チームが受賞した。

 贈賞式では、ゲスト審査員でアートディレクターの森本千絵さん、シンガー・ソングライターのmiwaさんがプレゼンターを務めた。

 大賞の川村さんが読んだ記事は、バス車内で泣きやまない乳児に困っていた母親に運転手が車内放送でかけた優しい言葉が、ネット上で話題になっていることを紹介した。主に若者の間で注目を集めたニュースが新聞に掲載され、幅広い世代の人々に知られた。記事に自分の子育ての経験を重ね、素直に共感をつづった点が評価された。

 川村さんは贈賞式で、自分も子育て中に同じように困ったことがあると振り返り「記事を読んで幸せな気持ちになった」と語った。森本さんは「子育てをしている人を勇気づける記事だ」と話した。
 「PERSON」を受賞した山口さんは銀行への通勤時、駅のホームで人波にさらわれそうになっている目の不自由な女性に声をかけ、毎週案内するようになった。別の支店へ転勤した後は、職場の後輩の田上さんが引き継いだ。

  「PERSON特別賞」に選ばれたラグビー日本代表チームは、昨年のワールドカップ・イングランド大会で優勝候補の南アフリカとの試合で逆転劇を見せ、ラグビーになじみがなかった人にも感動を与えた。活躍を伝える記事を基に多数の応募が寄せられたことで贈られた。

 贈賞式では、日本ラグビーフットボール協会特任理事広報・プロモーション部長の藪木宏之さんが登壇。今年開かれるリオデジャネイロオリンピックなどに触れ「今後も皆さんをハッピーにさせ続けたい」と話した。

 入賞作は6日の「新聞をヨム日」にあわせて発表された。大賞1件のほか、「HAPPY NEWS賞2015」10件、大学生大賞(グループ)1件、同(個人)3件、家族賞4件などが選ばれている。前回に引き続き、放送作家・脚本家の小山薫堂さん、森本さん、miwaさんがゲスト審査員として選考に参加した。

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