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【熊本地震】デジタルで紙面情報以外もきめ細かく  「東日本」の記事再掲載も

 熊本地震を受け、各紙はデジタルでの情報発信に力を入れる。避難生活に役立つライフラインなどの細かな情報を随時伝える。全国紙の中には過去の震災で発信した避難生活に役立つ記事をあらためて公開する社も。紙面イメージの一部を無料で公開する社も多い。

 熊本日日、西日本は紙面掲載前、もしくは紙面に載らない詳細な生活情報をまとめて読めるコーナーを設ける。熊本日日は4月15日から、給水が行われる場所、営業する店舗、災害ごみの集積場所など被災者の生活に関わる情報をまとめ、1日数回更新している。フェイスブックページでも炊き出しや交通などの情報を速報する。森永有三総合メディア局長は「被災者に役立つ情報を速くきめ細かく伝えている」と説明する。

 西日本は17日から、市町村や区ごとに避難所の情報をまとめている。避難所単位で衛生状態や物資の状況を伝える。

 朝日と読売は教訓を生かそうと、東日本大震災で伝えた記事を紹介している。朝日は14日から開設している特集ページで、東日本大震災直後に紙面で紹介したコメの炊き方などの記事を掲載した。「熊本や大分で被災された方々だけでなく、全国のみなさまに参考にしていただけると考えた」(広報部)という。

 読売は避難生活のヒントを集めたページを設けた。エコノミークラス症候群の予防法などを伝えるほか、低体温症の予防法などを紹介する過去の有料記事も無料で公開している。

 配達が遅れたり、できなかったりした地域の読者や避難している人に情報を届けるため、紙面イメージをウェブで無料公開している社もある。熊本日日は15日付朝刊から紙面の一部を、毎日は15日付朝刊から西部本社版をそれぞれ公開している(25日現在)。また、大分合同は18~24日付の朝夕刊、読売は17日付朝刊から22日付朝刊までの紙面(西部本社版)を、それぞれ一部提供した。朝日は15~20日に全本社版・全地域面を公開した。

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