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【熊本地震】降版の繰り上げ時間短縮 他の工場で印刷する社も

 熊本地震は、各社の新聞製作や輸送・配達にも影響を及ぼした。しかし発災から日がたち、高速道路の通行止めなどにより降版時間を繰り上げる社はあるものの、印刷体制を変更したり迂回(うかい)したりすることで着実に復旧に向かっている。

 熊本日日は4月16日未明の地震時に稼働中だった輪転機1セットが故障。23日付朝刊から復旧し、受託分も含め平常時の4セット体制に戻った。スピードを落として印刷し、降版時間は30~45分程度繰り上げている。

 国道の寸断に見舞われた、阿蘇地区は一時販売所に届けられなかったものの、共同輸送をしている全国紙も含めて18日に復旧した。販売所の従業員も被災。現在は配達員の確保が課題になっており、益城町や南阿蘇村の一部地域で配達できていない。

 九州自動車道の通行止めの影響で、各社は印刷体制の変更や降版時間の繰り上げで対応する。

 毎日は通行止めへの対応や輸送距離の短縮のため、他の工場に印刷を振り替える措置を取った。通常は北九州工場と印刷を委託する南日本から届ける。16日付から鳥栖工場を臨時に輪転機3セット態勢に切り替え、熊本市以北は鳥栖工場、以南は南日本で印刷。配達への影響を考え、25日付朝刊の降版時間を最大60分繰り上げた。

 朝日は通常、熊本県向けは北九州工場で印刷している。道路状況悪化などのため、15日付朝刊から福岡工場(福岡県太宰府市)で印刷する。降版時間も最大100分繰り上げている。

 西日本は25日付朝刊の降版時間を最大60分繰り上げた。

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