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国内外記者6千人が登録 伊勢志摩サミット 主要行事は代表取材に

 主要先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)は5月26、27の両日、三重県志摩市・賢島の志摩観光ホテルで開かれた。主要7か国(G7)に、インドネシア、バングラデシュ、ベトナムなど拡大会議に参加する7か国の首脳が加わった。外務省によると、国内外のメディアに発行された記者証の枚数は約6千枚に上り、2008年の洞爺湖サミットを約千枚上回った。

 今回サミットの主要テーマは世界経済の持続的な成長。東シナ海、南シナ海を含む安全保障問題やテロ・難民問題への対応、「パナマ文書」を機に関心が高まる国際的な課税逃れ対策なども話し合われた。

 取材拠点の国際メディアセンター(IMC)には県営の多目的施設「サンアリーナ」(三重県伊勢市)が充てられた。敷地内の駐車場に2階建ての別棟も建設された。延べ床面積は約3万2千平方メートル。報道に当たる各社の専用ブースや約千席の共用作業スペースが用意された。

 IMC内には放送局のための国際放送センター(IBC)が設けられた。ホスト映像の配信のほか、各社作業ブースへの分配、各国の放送局が取材した素材の本国への伝送支援が行われた。主会場に近い賢島宝生苑と伊勢志摩ロイヤルホテルには、サブメディアセンターが一つずつ設けられ、議長国記者会見や各国首脳の会見が行われた。

 志摩観光ホテルやIMCの内外を中心にテロ対策のため、厳戒態勢が敷かれた。三重県内だけで警察官約1万6千人が動員された。IMCの入り口には金属探知機と手荷物検査場が設けられた。

 主会場のホテルとIMCは約キロ離れる。海外メディアの記者からは「警備上仕方ないが、移動やセキュリティーチェックに時間がかかる」などの声が聞かれた。

 主要会合や公式行事の取材は、外務省の公式カメラマンのほか参加国メディアによる代表取材・撮影となった。ホストブロードキャスターはNHKが務めた。ホスト映像は各メディアがクレジットなしで利用できた。

 航空取材では、25日午前零時から29日午前零時にかけ、志摩観光ホテル「ザ ベイスイート」を中心に半径約46キロの飛行制限区域が設定された。

 新聞協会・民放連加盟の新聞・通信、放送は1日2回、各1機による代表取材が行われた。新聞・通信は朝日、共同、中日が輪番で、放送はNHKが担当した。

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