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米大統領の広島訪問 内外記者600人が取材

 オバマ米大統領は5月27日、米国の現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問した。外務省によると、内外の記者約600人が取材した。歴史的な米大統領の訪問を、テレビ各局は生中継したほか、新聞各紙は号外で速報した。

 大統領は主要先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)の終了後、米軍岩国基地、広島ヘリポートを経て、平和記念公園に到着した。安倍晋三首相とともに平和記念資料館(原爆資料館)を見学の後、慰霊碑に献花し、17分に及ぶ演説を行った。「71年前、雲一つない明るい朝、空から死が落ちてきて、世界は変わった」と始め「広島と長崎は核戦争の夜明けとしてではなく、道徳的な目覚めの始まりとして知られるだろう」と訴えた。

 平和記念公園は正午以降、立ち入りが制限された。原爆資料館の同行取材はできなかった。公園内の慰霊碑の正面と西側、原爆ドーム方向への出発地点の3か所に取材ポイントが設けられた。取材は官邸、外務省、広島県政、同市政の各記者クラブが担当。テレビ映像は広島写真記者クラブや外国特派員協会(FCCJ)、写真は関西写協、雑協などに割り当てられた。このほか、米メディアも撮影した。公園の西側からも各社が取材した。

 海外メディアを含む報道陣の取材拠点は広島国際会議場に設けられた。航空取材では平和記念公園、広島ヘリポート、岩国基地の周辺に飛行自粛要請が出された。

 号外は、地元・中国が4ページで1万8千部発行。広島市内中心部やJR広島駅前など7か所で配った。

 朝日は広島、長崎などに向け2ページで約1万4千部発行。毎日は4ページ・3600部をJR大阪駅、広島駅で配布した。読売は東京、大阪、西部各本社で2ページを、合わせて約3万部配った。中日は2ページ・4千部を名古屋駅などで配布した。

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