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ニュースパーク(新聞博物館)が7月20日に再開館

 ニュースパーク(新聞博物館、横浜市)は7月20日、再開館する。常設展示を全面的に刷新し、現代の情報社会と新聞・ジャーナリズムの役割に内容を特化した。取材ゲームをはじめ体験型の展示やプログラムを充実。学校教育との連携を強化し、コミュニケーション能力、読解力を育む施設として体験と交流を通じ学びと気付きの場を提供するとともに、会員社の人材育成、地域活性化にも貢献することを目指す。

 20日は午前10時から式典が開かれ、白石興二郎会長(読売)と林文子横浜市長によるテープカットが行われる。正午から一般公開が始まる。

 新しいニュースパークは、横浜情報文化センターの2~3階に集約された。2階には新聞製作を体験できるイベントルームや企画展示室が設けられる。

 3階の常設展示は「情報の海」「真実を届ける」「新聞ひろば」の3ゾーンなどで構成される。このうち「情報の海」では、インターネットの普及などにより現代社会で情報が爆発的に増えていることを映像・音声で来館者に感じてもらう。メディアにより発信される情報も、取り上げ方により表現が変わることを説明する。あふれる情報の中で戸惑う人々の姿がアニメーションで描かれ、情報の信頼性を確認することの大切さなどを学んでもらう。

 「真実を届ける」は、確かな情報を届ける新聞・ジャーナリズムの役割を展示する。映像・音声、パネルを使い、新聞協会賞6作品を紹介する。各受賞者が取材の苦労・葛藤を、思ったこととともに伝える。取材メモなども展示される。記者の素顔を知ってもらう展示も設ける。

 取材から配達までの工程を紹介する「新聞が届くまで」の展示は、小学校5年生の「情報産業」の単元に役立ててもらう。紙面をパズル感覚で組み立てるゲームや、来館者が手回しで輪転機と印刷速度を競ったり、新聞配達に挑戦したりする体験型の展示も設けられた。

 目玉になる取材体験ゲーム「横浜タイムトラベル」も、このゾーンに設置される。横浜港・関内地区の街並みをジオラマで再現した。来館者はタブレットを使い、ペリー来航と日米和親条約の締結など横浜の歴史にまつわる秘密を取材する。結果は新聞にまとめられ、持ち帰ってもらう。裏面は横浜の観光地図を載せ、ニュースパークを観光の拠点にできるようにした。

 体験プログラムは、2階のイベントルームを中心に行う。学校向けに①見出しや短い記事を書く「パソコンで新聞づくり」②新聞の読み方や新聞の役割などを解説する「新聞レクチャー」③ワークシートを手に館内を取材する「取材クルーズ」―の三つを用意した。個人向けには、自分の写真を配置した「マイ新聞」作りも引き続き行う。

 「人を育てる博物館プログラム」の開発に今後、取り組む。会員社の人材育成や地域の活性化にも役立つ施設を目指す。

 料金は一般400円、大学生300円、高校生200円に値下げした。小中学生は無料のまま。会員制度は特別会員(企業・団体)、研究会(大学・専門学校)、友の会(個人)の三つに改めた。特別会員には46社が入会する。ロゴとマスコットキャラクターも刷新した。

 ニュースパークは、永続的な新聞文化の発展と教育への貢献を目的として2000年10月に開館。15年8月からリニューアルのため休館していた。

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