1. 日本新聞協会トップページ
  2. すべてのヘッドライン
  3. 千人超の新規採用続く 2016年新聞・通信社 女性管理職は5.6%に

千人超の新規採用続く 2016年新聞・通信社 女性管理職は5.6%に

 新聞協会経営業務部はこのほど、2016年「従業員数・労務構成調査」の結果を発表した。新聞・通信社の従業員総数は前年比(以下同)1.0%減の4万2254人で、24年続けて減少した。新規採用者数は1052人で、2年続けて千人を超えた。課以上の組織を管理する「管理的職業従事者」に占める女性の割合は0.5ポイント増の5.6%だった。

 調査は4月1日現在で実施し、91社(法人ベース)が回答した。社員、嘱託、出向、休職者などの在籍従業員が対象で、役員、顧問は除いた。

 【従業員総数】91社の回答に、経営業務部が確認した6社の人数を加えた97社の集計。最も多かった1992年(6万7356人、108社)と比較すると37.3%減少している。女性従業員は7206人で2.7%増だった。男女比は、男性82.9%、女性17.1%。

 【部門別従業員数・構成】91社が回答した。最も人数の多い「編集」の構成比は52.0%(0.4ポイント増)。「営業」15.0%(0.3ポイント減)、「統括・管理」8.1%(0.1ポイント増)、「製作・印刷・発送」7.9%(0.1ポイント減)、「電子メディア」3.4%(0.2ポイント増)、「出版・事業」3.2%(0.1ポイント増)、別会社への出向など「その他」10.3%(0.4ポイント減)だった。

 「編集」のうち記者総数は1万9116人で、471人減った。女性記者は3520人で2年連続の増加。記者職に占める女性の割合は0.8ポイント増の18.4%だった。女性記者は10年間で33.8%増加した。

 【年齢別構成】回答は90社。最も多いのは「45~49歳」で全体の17.5%を占める。60歳以上が5.2%(0.4ポイント増)となり、初めて5%を超えた。男性は「50~54歳」、女性は「30~34歳」が最多。10年間で40代以上の層がそれぞれ増加した一方、30代以下は減少傾向にある。

 【管理職数・構成】回答は86社。管理的職業従事者は8216人で、このうち女性は456人だった。デスクやキャップなど社内で指導・教育的立場にある従業員を含む「広義の管理職」(1万3627人)のうち女性は1045人で、割合は0.6ポイント増の7.7%だった。

 【採用・退職状況】15年4月2日から1年間に新規採用したのは回答91社のうち83社。男性が644人(構成比61.2%)、女性408人(同38.3%)だった。部門別では編集が654人で全体の62.2%を占める。

 年間採用率(従業員総数に占める新規採用者の割合)は2.5%と5年連続で拡大した。

 回答91社の15年4月1日から1年間の退職者数(定年後再雇用者を除く)は、男性1212人(構成比82.5%)、女性257人(同17.5%)の計1469人。年間退職率(在籍従業員数に対する退職者数の割合)は前年から変わらず3.5%だった。

 【定年後再雇用者数】回答91社のうち77社が定年退職した従業員を再雇用していた。男性2311人(構成比94.7%)、女性130人(同5.3%)の計2441人。15年4月2日から1年間の再雇用者数は607人だった。

 【障害者雇用数】回答91社のうち73社が障害者を雇用している。総数は606人で、前年から19人減った。障害者雇用促進法に基づき重度障害者を2人、週20時間以上30時間未満の短期労働者を0.5人として換算した算定人数は833.5人で、21.0人減った。

前のページ

次のページ

ページの先頭へ